最終日直前に構築を組んでいたら~
こんなのになっちゃってました~チクショー
どうもかんちゃろーです。ここからはまじめな記事になっております。シーズン23で久しぶりにレート2000を達成できて素直にうれしいので構築記事を書きます。
最終レート2009
最終順位132位
構築経緯
自分が好きなモジャンボを使いたいと思いました。今の環境のモジャンボの強みはドヒドイデと並べることでワイルドボルトがあってもザシアンに強いことである。そこで禁止伝説枠はザシアンに逆に弱いイベルタルを採用。
そして完成した構築がこちらです。
モジャンボはいなくなりました~。
それではポケモンの個体解説に入ります。
イベルタル
メトロノーム→弱点保険
特性 ダークオーラ
控え目H108C236S164
悪の波動 デスウイング 不意打ち 羽休め
禁止伝説枠である。ザシアンやバンギラスなど”露骨にイベルタルに強いやつ”以外に悪の波動やデスウイングなどのチート技によって圧倒的な対面性能を誇るのがこのポケモンの強みである。
はじめはメトロノームで使っていたが、優秀な技の使い分けを制限している部分が少し違うと感じた。メトロノームの良さはウェポンとのシナジー、そしてポリゴン2などの受けポケモンに対する崩しである。弱点保険はこれら両方に求められていることを解決している。サークルの先輩からのアドバイスでした。
羽休めは優秀な技だが自分が回復しているだけで相手視点は何もしていないのと同然である。後述するドヒドイデの毒びしによってそこに意味を持たせられたのはよかった。
ドヒドイデ
黒いヘドロ
特性 再生力
図太いHB252D4
熱湯 自己再生 毒びし 黒い霧
イベルタルが苦手なバンギラスやレヒレに対して投げて毒びしをまくと、次から相手に積極的に負担をかけていくことができるところに採用理由があると思っている。あとはワイルドボルトの無いザシアンを完封する。
このポケモンの特性としてそこら辺のポケモンを軒並み積ませに行くことができるところが強かった。イベルタルは青天井に積んでくる手段を持ったポケモンに弱いが黒い霧はそれを咎められる。相性的な意味でも性能的な意味でも補完に優れていると感じた。
ガブリアス
オボンの実
特性 さめはだ
陽気AS252H4
地震 スケイルショット 身代わり 剣の舞
電気タイプ(ボルトチェンジ)の一貫を切れて、めっちゃやばいサンダーに対して身代わりを連打すればいつか暴風をかわし起点にできることから採用した。
A2段階上昇S1段階上昇したガブリアスが技を打つとすべてを破壊する。オボンの実をほおばりそこら辺の技を二回くらい耐える。これは種族値のバランスだからこそできることだ。ウーラオスのインファイトを二回耐えたりする。そんなことはあってはならないと思った。
身代わりは変な変化技や貧弱な攻撃技を起点にできることに加えて、毒びしを踏んだ相手に連打することでちょうど圏内に入れるなど柔軟な立ち回りができて非常に良かった。
こいつもそこらへんのポケモンを容易に3タテするような性能を持っていた。ガブリアスはこの環境の一つの答えなのだろうと考えている。禁止伝説のパワーが強いこの環境では顔の弱いピンポイントなメタパーツが入り力負けすることが多いが、禁止伝説ほぼすべてのポケモンに場を整えさえすれば汎用的に戦うことができ、構築にひずみが生じないのである。
こうしてそこら辺のポケモンを容易に3タテしうる3体が絶妙な補完を取れていることから、イベルガブドヒドという選出をすることは多かった。誰か1体さえ通せれば勝てる安心感はとても良いものだ。
サンダー
特性 静電気
図太いHB252S4
放電 暴風 熱風 羽休め
突然だがここでモジャンボのダメだったことを挙げようと思う。
仮にザシアン軸に対してイベルモジャンボドヒドという選出を考えてみよう。
モジャンボがワイルドボルトを受けてゴツメが入る。想定した通りの動きができたとしてその時の勝ち筋はただザシアンをしょーもないダメージで削りきるのみなのだ。
ザシアンを見た時にあるかどうかも分からないワイルドボルトにおびえ、変なのを選出する理由がなかった。
ワイルドボルトに受けだすならサイクル回数が合ってないにせよ別にゴツメサンダーでよかった。しかもこいつは相手を麻痺させることができもともとザシアンを抜いていないガブリアスなどの後続につなぐ勝ち筋も生まれている。そんなこんなでモジャンボの姿は見る影もなくなっていった。
構築にこのサンダーがあっているとは決して感じなかったがワイルドボルトに投げるだけだったので、役割も果たしつつポケモンとしての”強さ”でぬるっと活躍していたのはこのポケモンのすごいところである。
ガラルヒヒダルマ
特性 五里霧中
陽気AS252H4
つらら落とし 馬鹿力 蜻蛉返り フレアドライブ
モジャンボとかで受けまわして頑張るのではなく、普通に上から殴ればいいのである。適当に入れてみたポケモンだったが、汎用的な3体の対応しきれない範囲に圧倒的パワーと素早さ(と怯み)を押し付けて対話拒否することが奇跡的にかみ合っていたのだろう。ヒヒダルマは前に通っている技を打つだけでよい。交代読みなど基本必要はない。
ヌケニン
特性 ふしぎのまもり
せっかちCS252A4
影うち 守る むしのさざめき 鬼火
これは最終日の午前二時に本当におこなわれてた会話である。
A 「カイオーガとジガルデがしんどいっすねー」
B 「うーんヌケニンとかになるのかなー」
A 「けどそれ~結局ジガルデにTODで負けてます」
B 「ヌケニンってなんか音技ないの?」
A B「虫のさざめき!!」
バケモンが誕生してしまった。努力値はジガルデにできるだけ火力を出すためにCぶっぱ。ヌケニンとの同速に勝つために最速。ダウンロード対策でBに下降補正、性格はまさかの”せっかち”である。C種族値30のポケモンに努力値を252振ると実数値は82、これは無振りウーラオスのCと同じだ。ポケモンの神様とかがいれば真っ先に罰が当たるのがこいつなんだろうな
以上の6体で構築が完成しました。とても満足のいく構築が組めてよかったです。
スペシャルサンクス
レート合宿を一緒にしてくれたれみさん、がんだーさん、よーよーさん、渚沙
ポケモンをしてるかんちゃろーと一緒に遊んでくれたちゅんちゃろー(文鳥のひなです)
質問ございましたら@kancharopokeまでよろしくお願いします!
ここまで読んでくださり本当にありがとうございました。