毒びしマモルデ対面スタン

こんにちは!かんちゃろーです。シーズン24お疲れ様です。最終レートは決して芳しくなかったのですが最終日に2桁帯での対戦を経験でき、個人的にプレイング、構築力ともにとても成長できたシーズンだと感じているので構築記事に残しておきたいと思います。

最高レート1995

最終レート1915(209位)

 

構築経緯

サンダーザシアンに強いジガルデを使うことにした。そこで毒びしによりまもみがジガルデの対面性能を底上げして戦うことが強いと感じたので、シガルデ+ドヒドイデを軸とした。これではワイルドボルトザシアンに負けているので鉢巻フェローチェを採用した。理由はのちに説明する。

その三体にミニオンズ(敬称)を加えた構築がこちらである。

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ナニコレ?

 

それではポケモンの解説に入りたいと思います。

 

ジガルデ

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たべのこし

特性 スワームチェンジ

慎重HD252B4

サウザンアロー とぐろをまく 守る 身代わり

 

この構築の軸である。とぐろをまくとダイアースそしてスワームチェンジや食べ残しなどによって要塞化することが明確な勝ち筋になっている。つまり1体で3タテする力を汎用的に持っているポケモンということだ。守るを採用することによってHPがみるみる回復していき赤ゲージからすべてをまくることだってできる最強ポケモンなのである。遂行速度が遅いことから毒びしとの相性が良く、偶然にも毒びし+まもみがの動きができ、とてもきれいな形になっている。

 

ドヒドイデ

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黒いヘドロ

特性 再生力

図太いHB252D4

熱湯 自己再生 毒びし 黒い霧

 

ワイルドボルトがないザシアンを完封することができ、毒びしをまくことだってでき、相手の積みをとがめることだってできる半ばビジネスパートナー枠になりつつあるポケモンである。ジガルデはもちろんレヒレミミッキュなどのフェアリータイプ、氷タイプが苦手であるので相性補完的にも素晴らしいポケモンだ。ジガルデも気付いたらみるみるHPを回復していくポケモンだが、こちらも特性によりみるみる回復していくポケモンだ。つまりドヒドイデとジガルデが徒に交代を繰り返しているとカバルドンはこちら側に一切の負担をかけることができないのである。このような遂行速度の遅いポケモンがなんの工夫もなくカバルドンを対策できていたというところもよかった。ここまででジガルデドヒドイデという基本選出の二体が確定した。

 

フェローチェ

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拘り鉢巻

特性 ビーストブースト

陽気AS252D4

とびひざげり とんぼ返り じごくづき トリプルアクセル

 

ここまでのジガルデドヒドイデで厳しいワイルドボルトザシアンへの回答を考えていたところこのポケモンの採用に至った。基本ザシアンにはドヒドイデをあと投げする。ドヒドイデワイルドボルトで落とされ、相手には反動ダメージが入るのである。そこで本来耐久振りザシアンに対して乱数であるといわれている、鉢巻とびひざがいよいよ確定ラインに入るのである。こうすることによってザシアンに対して絶対に2体以上もっていかれないような組み方をした。ここでこのザシアンへの対策をもう少し抽象的な話に広げてみようと思う。議論することはフェローチェがなぜ拘り鉢巻をもっているかだ。本来フェローチェが多く持っているアイテムというのは気合のたすきだがなぜこの構築では拘り鉢巻が採用されているのだろう。

それは例えばジガルデがおおよそ3回くらいとぐろを巻くことができた。このときざっくりとだいたい勝っているのである。つまり勝っていないのはジガルデの積み回数が少なくジガルデが崩し切られたときなのだ。そのときの相手へ与えているダメージはたかだか何も積んでいないときのサウザンアローと毒びしくらいだ。その削りによってちょうど鉢巻の火力が届いていたというのが結論である。鉢巻フェローチェの採用により勝ちプランの補完が取れたことがこの構築で気に入っているところである。

 

こうしてジガドヒドフェローチェという構築が完成した。

 

ここからはミニオンズの紹介に入ります。

 

ガラルファイヤー

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ゴツゴツメット

特性 ぎゃくじょう

控え目HC252

ねむる 寝言 暴風 バークアウト

黒バドレックス入りに投げるポケモンである。バドレックスは地に足がついているポケモンなので毒びしのコンセプトから外して対策する必要はない。そこでドヒドイデにあと投げできるポケモンとして採用した。一回ひかせてしまえば毒びしのおかげでジガルデが勝てるので最も圧力のかかるガラルファイヤーを採用。気合のタスキを盾にドレインキッスをされるのが不快なためゴツゴツメット。やどみがにも勝てるようにバークアウトを入れた。暴風は確定としてバークアウトを入れた結果無駄に場もちが良くなったのでねむねごにしてみたらこれがうまくはまった。デスウィングごときの劣化ガラルファイヤーもバークアウトを打つことでねむねごループに入れることができ勝手に逆上して目が覚めたらCが上がりまくった状態で怒りのダイマを切って破壊する。

 

ヌケニン

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厚底ブーツ

特性 ふしぎなまもり

冷静AC252

ポルターガイスト 虫のさざめき こらえる おにび

 

カイオーガ、ジガルデ、ゼルネアス、白馬バドレックスなどに勝てるポケモンとして採用。ジガルデにTODで勝てるように虫のさざめきを採用。パーフェクトフォルムにさせないようにいい感じにさざめいてくことが大切。まあこんなやつは終わっているんですけど。例えばカイオーガの裏にカバルドンなんかがいるともう駄目なんです。

あとカイオーガを出さずにミミッキュサンダーウーラオスみたいな選出をされるとそれはもう禁止伝説に匹敵するようなパワーなんですよ。こっちはヌケニンを出してるのに。不公平だよ。

 

アマルルガ

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気合のタスキ

特性 ゆきふらし

臆病CS252

ふぶき オーロラベール 電磁波 ミラーコート

 

先ほど言ったカバオーガに対して強く(笑)重たいイベルタルが嫌な顔をして(笑)やばドラゴン三銃士(後述)にミラーコートなりなんなりをする(笑)

 

やばドラゴン三銃士とは

忘れ去られている禁止伝説枠だがいざマッチングするとめちゃくちゃ自分の構築に刺さっていてなぜかレートがいっぱい吸われるディアルガ・ホワイトキュレムゼクロムの三体のドラゴンのことを指す

 

採用意図に沿った立ち回りは確かにできたがポリゴン2などに何にもできないのでなかなか難しいポケモンだった。

 

振り返り

構築は自分で言語化できていてとても使いやすい構築だったが三体で完結した汎用的勝ちプランをザシアン入りに追求しすぎた結果そこにたまたまいたカイリューやドラパルトなどにミニオンズたちが何かできるはずもなくぼこぼこにされ続けたのがきつかった。来期はヌケニンの枠を変えてジガルデこするで。

 

余談

なぜか家のシャワーからお湯が出なくなりました。ペットのちゅんちゃろー君(文鳥)は気持ちよさそうにお風呂に入っているのに僕はそれができません。原因など詳しいかたがいたらぜひ教えてください。

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スペシャルサンクス

レート合宿に参加してくださったがんだーさん、よーよーさん、れみさん、渚沙、ふぉーす