ぺちぺち鞭ループ

面接官「それでは、あなたが学生時代に最も力を入れたことについて話してください」

僕「クイタランです。」

 

f:id:kancharopoke:20220424071510j:imageぶもぉぉぉんw

 

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〜みんな黙っちゃう〜

 

どうもかんちゃろーです。今月中旬、どうしても変なポケモンを使いバンビーに動画化されたい僕は禁止伝説のネタが尽き途方に暮れていた。

どこかに環境に刺さっていそうな面白いポケモンはいないのかと探していたところ、禁断のポケモンにたどり着いてしまった。それが今回の構築の目玉ポケモンクイタランである。見た目があまりにも面白く、今までのランクマッチでたったの一度たりとも見たことが無かったことから採用に至った。

クイタランとは

神から何一つ与えられなかったことに不満を持っていそうな目つきをしていながら、実はザシアン、黒馬バドレックス、ヌオーその他有象無象を薙ぎ倒していく豊富な技範囲と専用技といったいわゆる"全て"を与えられた炎タイプのポケモンである。

禁止伝説2体環境で突如姿を現したことから、一部では禁止伝説なのではないかと疑われている。

 

構築経緯

クイタラン 炎の鞭ぺちっ

ギラティナ ダイマ切ろかなw第二の鞭いっきまーす!べちっ

ザシアン  巨獣斬受かる?受かる?先制技もあるで?あっ無理?ほな勝ちやわw

 

嘘です。

 

クイタランでランクマッチを戦っていく上で、まずはクイタランについて知るためにポケ徹で種族値を調べたところ

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こっ、これはひどい…もはや耐久調整の施しようがないHBDと絶妙に何も抜かない素早さ、AC以外の全てがとんでもないクイタランは一切迷われることなくACぶっぱガチ両刀に育てられた。

技に関しては

専用技の炎の鞭

H振りザシアンを確定で落とすオーバーヒート

ヌオーを吸い取り散らかすギガドレイン

黒馬バドレックスをめちゃめちゃにする不意打ちで確定した。

ランクマッチでクイタランを使う際に注意したいのは、クイタランじゃなければいけない構築を組むことである。どんなポケモンでも襷さえ持てばそれなりに活躍することはあるだろう。しかしその動きは〇〇にもできるよねと言われてしまえばそれまでだ。

クイタランの技範囲は十分唯一性を持っているのだが黒馬ザシアンヌオーに仕事をするだけなら挑発エースバーンでも良いのではないかと言われるとそれはぐうの音も出ない。

差別化点といえば炎の鞭だろう。相手の防御をダウンさせるこの技はザシアンとの相性が良く、裏のザシアンの圏内に入れることを可能にし、さらには電光石火の圏内に入れることによって万が一クイタランが対面突破されることがあっても一々交換に持ち込むことができる。

しかしこれには重大な欠陥があった。それは初手のダイマックスなどに対して炎の鞭と不意打ちで少ししか削れなかった場合にザシアンの電光石火程度では火力が届き得なかったということ。他の技では倒せるにせよ、その前に手痛い一撃をもらってしまうのだから苦しい。(1)

そしてもう一つは自分の火力を能動的に上げるのと違って、相手に交代されてしまうと防御ダウンがリセットされてるというところにあった。(2)

そこで師匠からのアドバイスを頂き、その解決策として今回はオリジンギラティナを採用した。このポケモンの特徴として、圧倒的な対面性能というものが挙げられる。

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このポケモンは白金玉を持っていることにより、攻撃力が1.2倍にあがっており、Bが1段階下がっていれば全てを薙ぎ倒していくことは容易に想像できるだろう。

ギラティナであればダイマックス技の一撃を食らってもまだまだ戦える体力を残していたというところから(1)が解決された。

またギラティナのメインウェポンは一貫性の高いダイホロウである。ダイホロウの追加効果は知っているだろうか?炎の鞭と同じである。ダイ2の炎の鞭と呼んで構わないだろう。(2)に関して、交代側にダイホロウが入ると殴り合い続けながら相手のBが下がっている状態をキープできることを解決とした。

さらにギラティナは影打ちで、絶妙にいろんなポケモンを縛ることができ、こちらのザシアンとも似たような性能を持っていたことからとても歪みなく組むことができてよかった。

こうして、クイタランギラティナ、ザシアンという基本選出が完成したのである。

ザシアンはふとうのけんを、ギラティナは白金玉を、クイタランは言うまでもなく気合いの襷を持っていたので、持ち物が全部ばれてる基本選出というとんでもないものが完成した。

 

終結

レート1840

順位576位

構築の使用感はとても良かったが、最終日の昼から構築を組んだので時間が足りず、いまいち間に合わなかったことが悔い足らんって感じ。

 

使用構築

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個体紹介

クイタラン

ACぶっぱ

誤解しないでほしいのが、クイタランは現環境で、この種族値からは考えられないほどの対面性能を持ち合わせていた。実際に選出率は5割くらいある。どういうわけかクイタランを選出すると長考されることが多かった。対戦相手はクイタランが選出されたことで焦り、ポケモン徹底攻略に駆け込む。クイタランについて知らないということを知っているのだろう。人はそれを鞭の知と呼ぶのだ。ウソクラテス

 

ザシアン

ASベース

この欄には強かったなどの感想を書くのではなく、気付いたことを書くようにしているのだが、それを差し置いても強かった。構築によりさまざまな調整や技構成にできる、カスタマイズ性能、そしてスイーパー性能が特に強みであると感じた反面、選出の見極めがとても難しく、とりあえず出せば活躍するポケモンというわけではないのだと感じた。

 

ギラティナ

HASベース

このポケモンの面白かったところは、圧倒的高火力を持ち合わせており、自分自身が弱点となっているにもかかわらず、メタモンが白金玉を持っていないことからメタモン耐性が高かったということだろうか。大体のザシアンをウォールホロウウォール影撃ちで落とせるのも強みだろう。ザシアンと同様に耐性がとても良く、ザシアンギラティナの補完の良さは異常だった。

 

サンダー

HBぶっぱ

麻痺とゴツメを入れることによって、ギラティナシャドーダイブで相手のザシアンを倒せるところとザシアンをコピーしたメタモンの対策として採用した。正直あまり好きなポケモンじゃない。

 

ミミッキュ

HSぶっぱ

どうしても重いホウオウやジガルデなどに投げて相手を削ることを目的として採用した。サンダーにも言えることだがギラティナが電磁波との相性がよい。また相手をほぼ瀕死状態にすることが強みであるこのポケモンは先制技との相性もとてもよかった。

 

ガマゲロゲ

ASぶっぱ

ギラティナがきついイベルタル軸やムゲンダイナ軸に積極的に投げていた。一般枠としては破格の殴り合い性能を持っており、メタモンにコピーしてもギラティナには何もできないことを評価して採用。ダイウォール媒体の嫌な音は第三の鞭として、ギラティナのサポートにも使え、ポリゴン2などを崩すのにも貢献した。ダイマックスを終えて、雨が止んでも活躍の余地があるところに面白みがあった。

 

感想

初めて最終日の朝の9時まで潜った。今までは眠くなって集中力も続かなかったが、12時間くらい連続で潜り続けられたのは成長だと思う。

良い構築を組むことができてよかった。

今回も最終日はレート合宿を開いたが、サークル内全体として、ポケモンバトルが上手くなっていく一体感のようなものはとても良いと感じた。(ちょっと新歓風に失礼します。)

 

記事はここまでとなります。読んでくださった皆さん本当にありがとうございました。