はじめに
小生、元素人格賢者と申す。普段はクラベル校長と秘密裡に、ポケモンのタイプを元素・人格の2種類に分けたうえでガチ対戦に応用していく『元素人格論』の研究をしている。詳しくは以下のリンクを参照していただきたい。今までは机上論をもとに考察を進めていたのだが、ついに新作のシーズン1が終わったということで、この論理をもとに今回はS1最終133位達成者のかんちゃろーというプレイヤーから特別に許可を得てのパーティを添削していきたいと思う。
使用構築
かんちゃろーの考察
①カイリュー・ミミッキュ・ドドゲザンを見ると基本的にカバルドンの選出がほぼ強要されていました。
基本的にはカバルドン・キラフロル・マリルリ・サザンドラの中から3体を選出します。
➁この4体ではサザンドラを選出しなけれはパワー不足を感じることが多かったので、サザンドラの選出もかなり多かったように思います。サザンドラはドラゴン・悪タイプですが、鋼テラスを切ることにより、対面の相手の攻撃をかなり受けやすくなり、さらに相手からすると攻撃を受けにくくなるため、選出画面の段階でテラスを切るかどうかを見極めやすかったです。しかし、テラスを切ると耐性が変わりすぎるので選出画面でテラスを切りたくなった時は早めにテラスを切るようにしていた。
テラスを切ると受け方向で長所と短所が明確でした。
③キラフロルはスカーフ・地面テラスなどの奇襲性能に長けていました。さらに、岩・毒タイプでの最終的な一貫作りも汎用的な強さを持っているように感じました。
奇襲性能があるポケモンには同時に汎用的な強さを持ち合わせているかどうか改めて構築段階で確認することが大切と実感させられました。
④マリルリは対ドラゴンへの攻撃性能と耐性の一点で選出されることが多かったように感じます。ピンポイントな性能でも選出が多かった理由は、単純にドラゴンが多い環境だっただけでなく、水タイプが与えられていることで、受け→攻めに転じやすいからだと考えています。
⑤マスカーニャはキョジオーンやデカヌチャン、受け構築への回答であったために選出は多くないですが、選出すると大活躍するという印象でした。
ちなみに宿り木型に自然に入る身代わりが新緑と相性よく、草テラス新緑トリックフラワーはすごい火力が出ていました。
⑥ラウドボーンはここまでで重すぎた、ウルガモス・マスカーニャへの回答として用意していましたが、構築に入れたのが遅かったこともあり、活躍の場はあまり多くなかったです。
以上です。
総評
小生「うおおおおおおおおおおおおおおおおん!小生憤慨!!!
完成しているパーティはとてもいいのに思考があまりに具体的すぎる、もっと抽象的に考えられるはずです。クラベル校長はどうお考えですか?」
クラベル「こまりましたね、残念ですがスクールから追放、つまりかんちゃろーは退学ということになります」
小生「退学!?未来ある若者がこのような形で退学になるのは小生見ていられませんですよ。なんとか退学を免れる方法はないですか?」
ぶるるるるるる
カシオペア「もしもし?小生ですか?かんちゃろーという生徒がスクールを退学となり、スター団に入りたいと言っていています。こいつ頭おかしいんでスター団に入れるのはちょっとな、、、なんとかしてくれ。電話切りますね」
小生「これはまずいことになってしまいましたね」
クラベル「それでは特別にかんちゃろーには救済措置を与えましょう。小生がかんちゃろーに補習を行い、まともにパーティ解説をできたら退学はなしということで」
小生「わかりましたですよ。いまから彼を立派な元素人格論者にしてきます。」
補習後の解説
①’カバルドン、元素で物理受け
物理ならば基本的に元素に強い元素タイプ以外ならば対応可能
➁サザンドラ、人格かつ元素人格の崩しが可能なアタッカー
テラスタイプは元素であり、人格、元素の中火力技と元素人格の高火力技があったことにより、基本的にすべてのポケモンに対応ができた。これが選出率の高い理由。人格→元素であるため対面の相手の技を受けやすく、後出しでは長所短所が露骨だったのだと気付いた。
③キラフロル 互いに素、スイーパー
スカーフなので一貫を取ることが大事である。人格への一貫は保証されており、課題は元素であるため、元素への役割破壊を行える元素テラスタルが強かったのだろう。どのような組成であれ複合タイプのポケモンのスカーフが強くある理由のひとつとして一貫性のとりやすさが挙げられると感じた。
逆に単タイプのスカーフは人格・元素人格であるがゆえに一貫を取りやすいか、元素だが非常に高火力である。このどちらかが条件だと思う。
特殊においてまれに耐性型元素
④マリルリ 元素人格、元素
元素人格受けができる希少なポケモン、元素があることにより、対元素への役割を持つことも可能だから受け→攻めがしやすかったのだろう。
⑤マスカーニャ 元素人格
役割はピンポイントよりであり、耐性で受けるわけでもないのでやどみがに適した元素人格といえる。
しかしこの型でも攻撃性能に優れていたのは元素人格アタッカーであったからに他ならない。
⑥ラウドボーン 元素人格 元素テラス
マスカーニャがきつかったの理由はカバルドンにつよい元素物理アタッカーだからだろう。この枠がしっくりこなかったのはHDぶりで元素受けをさせていたからであり、物理受け2枚を許容するなら人格の物理受けを採用でもよかったのだろう。マスカーニャは元素人格であり、それもどこまで通用したのかは定かではなくさらなる考察が必要。
以上
最後に
クラベル「素晴らしい。タイプの相性にばかり気を取られず、抽象的により深い考察を行うことができましたね。かんちゃろーの退学は取り消すこととします。」
小生「よかったですよ。これでかんちゃろーも元素人格論者です。」
タイム副校長「クラベル校長、小生、仕事をさぼり元素人格論の研究に明け暮れていたなんて、、、理事長に報告します。」
クラベル・小生「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおん」
ただいまの元素人格論者
クラベル・小生・かんちゃろー