中間体ラゲキの開発によるD-N選択性の制御

昨今ではポケモンの種類は1008種類にまで増加しており、次回作で新しくポケモンを増やすにせよ、現時点でのポケモンの種類の多さがそれを難化させているのでは無いかと私は考えている

本研究では1008種類の中から余りにも酷似している2種類のポケモンに焦点を当て、どちらか1体のみ存在させることによってポケモンの種類を1007種類に減らすことを考察していく

 

具体的には

ナゲキを削除しダゲキのみの世界を作る

私が調べたところ彼らは高校の時の出席番号ぐらいにしか違いが見当たらない

もちろんナゲキだけを殺し絶滅させるのは倫理的に問題があるので、今回はナゲキを全てダゲキに変える方法を書いていこうと思う

またナゲキを青いペンキで塗りつぶし、ダゲキの道着に着替えさせてみたが見た目はダゲキでも心はナゲキのままだったので根本的解決には至らなかった

 

しかし流石にナゲキを直接ダゲキに変えようとしても

🔴「えっ絶対に嫌っす!俺はダゲキにはなりたくないっす!なるならウーラオス(水)がいいっす!」と断られた

ナゲキよ、わがままを言うでない。世の中そんなに甘くは無いのだ

そこで私は革新的な方法を思いついた

それは何らかの刺激(シゲキ)ナゲキの体内に取り込ませることによって一度"投げる要素を失った何か"に変える

以下これをRacemized Nageki(通称ラゲキ)と呼ぶことにしようではないか

ラゲキは格闘要素だけを持った太くもなく細くも無い中肉中背の男性であるはずなので、おそらくはダゲキナゲキの真ん中くらいの色である紫色のなんか変なヤツになるだろう

シゲキを体内に取り込んだラゲキは自分の変化に気付くこともなく今日も呑気にラーメン二郎を貪りレッドブルでも飲んでシコシコしてると思うが、排泄した時にうんこと一緒にシゲキも体外に出ていく

ここにきてようやく異変に気付く

🟣「俺は一体…誰だ…」

ラゲキは現状格闘要素だけを持った太くもなく細くも無い中肉中背の男性でしかないので、当然何者かになろうとする

しかしラゲキはここで路頭に迷うことになる

🟣「あれ?俺以前はどっち(🔴🔵)だったっけ?思い出せない…」

頭がぐちゃぐちゃになった大勢のラゲキのうち半分はナゲキになる道を選ぶだろう

しかし残り半分のラゲキたちはダゲキになる道を選んでしまうのだ

シゲキを与えナゲキラゲキにし、ラゲキナゲキorダゲキになる

この工程を無限回繰り返すことによって次第にナゲキの個体数は減少していき、やがてはダゲキのみの世界が作られるだろう

このように中間体ラゲキを経由することによるダゲキナゲキの個体数の調節(D-N選択性の制御)を無事実現することができた

 

今回は省略するが

N+S⇄R→D+S(アルファベットは全部ポケモンの頭文字)という式を作ることで触媒を使った時の反応速度定数kの導出の理解にも非常に役立つのでぜひ微分方程式を解いてみるとよいだろう

 

ところでダゲキナゲキが合体したら投打が噛み合うから大谷翔平にでもなるのかなぁ

まあいっか

(おしまい)