じゅうなん冬サイクル
冬()とじゅうなん()サイクルね。冬がサイクル介入できるわけなんてないんだから。まあじゅうなんサイクルなんてものもないよね。
皆さん新年あけましておめでとうございます。ポケモンサークルの会長になりました。かんちゃろーです。
今回の構築は前期の反省を生かし、自分なりにダメだった点を改善した構築になっております。前期の反省が多めの記事になっているので、経緯などがたくさん書かれていないことを予めご了承ください。前期の構築のリンクはこちらに貼っておきますのでもし興味があれば読んでみてください。
構築経緯
ここで今期意識して組んだ点について書いておきたいと思います。
・対面構築からサイクル構築へ
前期結果を残せず1日の朝に悔しい思いをしている時に私の師匠からドヒドイデを殴るとジガルデが削れていき、壊されていくところがこの構築の弱いところであるという指摘を受けました。それは毒びしをまいている隙に、裏ごと壊してくるポケモンに交代されることが原因であると考えました。そこで毒びしを踏んだ相手に対するジガルデの”対面性能”を重視するのではなく、ある程度のジガルデの消耗は覚悟して、交代際に毒毒を入れたことによるサイクル性能の向上を問題点の回答としました。
・ザシアン軸に対するじゅうなんな立ち回り
今回も軸はジガルデ+ドヒドイデなのでワイボザシアンへの回答を用意しなければならないです。前期はワイボの反動によって確実に鉢巻フェローチェの圏内に押し込むことをコンセプトとしていましたが、サイコファング持ちのザシアンが増え、反動ダメージが入らなくなったことや、ザシアン入りに対して三体固定されていることによる絶対に無理になってくるポケモン(特に龍舞ドラパルトやカイリューなど積んでくるポケモン)が原因でザシアン入りに対していい勝率を残すことができませんでした。そこで積みの咎めができ、ザシアンをワンパンで倒すことができるメタモンを採用しました。メタモンが実質6体分(笑)なのでジガドヒドメタモンの三体固定で投げても相手の構築に合わせて柔軟な立ち回りができるようになりました。メタモンとドヒドイデの通常特性はじゅうなんなので柔軟な立ち回りの部分とダブルミーニングになっているのですね。
軽く大爆笑を取っていきつつ、次の改善点を書いていきます。
・ヌケニンの解雇
こんなやつは終わってるね。
以上3つの点を意識して前回からポケモンをほとんど固定した結果完成した構築がこちらでございます。
最終結果 恥ずかしいからいい(照れ)
それでは単体解説に入りたいと思います。
単体解説
ジガルデ
たべのこし
特性 スワームチェンジ
慎重HD252B4
サウザンアロー とぐろをまく 守る 身代わり
この構築の軸である。とぐろをまくとダイアースそしてスワームチェンジや食べ残しなどによって要塞化することが明確な勝ち筋になっている。つまり1体で3タテする力を汎用的に持っているポケモンということだ。守るを採用することによってHPがみるみる回復していき赤ゲージからすべてをまくることだってできる最強ポケモンなのである。偶然にもドヒドイデの毒毒+まもみがの動きができ、とてもきれいな形になっている。だいたいの禁止伝説ポケモンに均等に戦うことができるため、軸ごとに対策することによって発生してしまう歪みのようなものが少ないところはとてもよかったが、環境として一般ポケモンでジガルデがしんどいポケモンがかなり増えたように感じたのが正直なところである。今期に関してはちょっと向かい風だったかな。
ドヒドイデ
黒いヘドロ
特性 再生力
図太いHB252D4
熱湯 自己再生 毒びし 黒い霧
ワイルドボルトがないザシアンを完封することができ、毒をまくことだってでき、相手の積みをとがめることだってできる半ばビジネスパートナー枠になりつつあるポケモンである。ジガルデはもちろんレヒレやミミッキュなどのフェアリータイプ、氷タイプが苦手であるので相性補完的にも素晴らしいポケモンだ。ジガルデも気付いたらみるみるHPを回復していくポケモンだが、こちらも特性によりみるみる回復していくポケモンだ。つまりドヒドイデとジガルデが徒に交代を繰り返しているとカバルドンはこちら側に一切の負担をかけることができないのである。環境にいるザシアンはほとんどワイルドボルトを持っていたのでとてもしんどかった。
メタモン
拘りスカーフ
特性 かわりもの
まじめ?H252
へんしん
ザシアン軸や、やばドラゴン三銃士の軸に基本投げていく。ザシアン入りにはだいたい初手から投げてよい。パワーが高い禁止伝説ポケモンに投げるので、ドヒドジガルデでは絶妙に足りないダメージラインを補いつつ、相手の型判別までこなしてくれる、非常に器用なポケモンであった。相手のバシャーモをコピーしてうおおおおおおおおってしようとしたら炎のパンチで泣いちゃったわね。ザシアン入りでヌオーなどの明確なメタモンメタがいる場合ドヒドイデでザシアンを燃やすことが勝ち筋であるため、ある程度のつり出しは覚悟しなければならない。
ガラルファイヤー
あつぞこブーツ
特性 ぎゃくじょう
控え目HC252
ねむる 寝言 暴風 バークアウト
黒バドレックス入りに対して投げるポケモンである。やどみがバドにも対応できるように音技であるバークアウトを採用した結果無駄に場持ちがよくなってしまったことからねむネゴ型で採用した。すると特殊イベルタルや火力の無いムゲンダイナもねむネゴループにはめることができ受け気質の禁止伝説にも投げることができるようになったのがとてもよかった。いっぱい逆上できてダイマックスできてさぞご満悦だっただろう。厚底ブーツを持つことにより、バンギバドへの回答も用意しつつステロ欠伸ループも無効化している。
アマルルガ
気合のタスキ
特性 ゆきふらし
臆病CS252B4
今シーズンのMVPポケモンである。明らかに世間からの評価以上のスペックを持っていた。
まずは吹雪に関してだが、あくまでもアマルルガに与えられた役割はサポートである。そのポケモンが高威力広範囲の一致技を必中でうっていたというのがとても偉かった。相手が襷持ちでもあられで貫通することも評価のポイント。襷を貫通する水ウーラオスは天敵だが、裏のドヒドイデがめっぽう強いので何とかなっていた。B4振りで鉢巻ドラパルトのドラゴンアローをほとんど耐えられるようになるのもえらいわね。ウェポンが1つでもここまでのスペックがあるのだが、当然鋼などでは簡単に止まってしまう。それならこちらは電磁波とステロを撒かせてもらおう。あわよくば2タテしてやろうというくらいのスタンスで使えるとアマルルガにも重圧がかからなくていいよね。電磁波外したら殺すわよ?(笑)
電磁波に関してだが、こいつは絶対に地面タイプを呼ばないためとても通りがよかった。最速にすれば電磁波をいれてスカーフ最速90族くらいまで抜ける絶妙なSラインもポイントだ。電磁波+ジガルデで実質ヘビにらみ型のような動きができて器用である。
初手カイオーガ対面は適当にミラーコート。ムゲンダイナは型判別してミラーコート
ステルスロックは電磁波撒いて暇なときに打つととても良い。とても強いと思った。裏のジガルデは緩やかに積んでいくポケモンなので電磁波した後、吹雪で削るメリットは薄そうなので積極的にステロでいい気がしている。
ネクロズマ、イベルタル、ムゲンダイナ、ホウオウ、カイオーガ、ゼクロム、Wキュレムあたりに投げていきたいところ。
パッチルドン
いのちのたま
特性 ゆきかき
陽気AS252
電撃嘴 つららおとし フリーズドライ 電磁波
マスコットポケモン。あくまで補完枠として採用されたと本人は思っている。アマルルガがいなかったらお前は絶対に入っていなかったよ。一応役割を解説しておくと、ザシアンヌオーに対してメタモンでヌオーを誘導していい感じに電撃嘴でザシアンを削り切ること。純正受けループの破壊。白バドレックスは早急な破壊が必要なため、電磁波と電撃嘴を入れることくらいである。電気と氷の技範囲はすさまじいので一見刺さっているように見えるが、パッチルドンのSと耐久と火力がお粗末で、十中八九嘘なので、選出はかなり慎重にする必要がある。基本選出しないがほかに欲しいポケモンも特にいなかったのでこの枠はこいつであってたのではないかと思っている。メタモンにコピられたパッチルドン。こいつだけは無茶苦茶やばかった。
感想
2シーズン連続で同じ軸を使っていると単純にポケモンに飽きてしまったのであまりよくなった。構築の使用感はとてもよかったが、プレイングに精彩を欠いていたように思われるのでそこだけは反省しなければならない。
スペシャルサンクス 2021年
スペシャルバッドサンクス 人生
もう年取りたくねんだわ
ここまで記事を読んでくださった皆さん本当にありがとうございました。結果を一切出していなくても承認欲求の赴くままに構築記事を書くことも悪くないなと思いました。今年もいっぱいランクマに潜っていきたいと思っておりますので皆さんこれからもよろしくお願いします。