最強のザシアンの調整を考えた。

現環境で最強のポケモンであるザシアンの調整を考える上でまずは環境に多くいるポケモンの技を耐えなければいけないため耐久調整から考えていきたいと思う。

 

まずは物理耐久から考えていこう。

H-Bに0-0振ることによってAに下降補正をかけた無振りラッキーの往復ビンタ一回当たり1~2ダメージに抑えることができる。ラッキーの往復ビンタのPPは16なので5回連続ダメージが2の往復ビンタが当たるのを16回連続で繰り返しても2×5×16=160<167で何回か急所にあたったとしても耐えることができるのである。

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次に特殊耐久について考えていきたいと思う。見ての通りH-Dに0-4振ることによって眼鏡アチャモの晴れ猛火ひのこを確定で耐えることができる。ついでにダウンロードの調整にもなっていてとても美しい。

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耐久の調整が終わったところで次は素早さラインについてだ。努力値を252割いて補正をかけると実数値が220となって、麻痺した状態でも準速オーロットの上を取ることができるのだ。

 

残りをすべて攻撃に回すことによって

ザシアン@ふとうのけん

陽気

H-A-B-C-D-S 0-252-0-0-4-252

という最強の調整が完成した。さぞ汎用性が高く、使いやすいポケモンになるのだろう。

 

 

これまでに何匹の準速バンギラスが意味もなく抜かされてきたのかと思うと心が痛い。

封印ホウオウ最強伝説

新御三家はタイプ関係のほかに捕食関係があるんですよー。ワニは全部食べますから。こんにちは。かんちゃろーです。

今回は新環境でレート2000を達成して承認欲求を満たしたいので構築記事を書きます。

最終レート 2007

最終順位  112位   

使用構築

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今回は苦手意識を持っていた対面構築に対して自分なりに理解したことをまとめながら、その一例として今回使用した構築の型紹介をしていきたいと考えています。

いわゆる対面構築で強いとされる動き

対面構築を組む段階で一番意識するべきことは

①相手を倒したあとにアドバンテージを得る

➁相手に倒されたときにアドバンテージを取らせない

であると考えました。

①に関していうと

f:id:kancharopoke:20220301095419p:plainが相手を倒した後に相手の襷をつぶすアクアジェットを打つ

ダイマf:id:kancharopoke:20220301095521p:plainf:id:kancharopoke:20220301095757p:plainがSにバフをかけながら倒して次のポケモンに電磁波や強い水技を打つ

ダイマf:id:kancharopoke:20220301095903p:plainf:id:kancharopoke:20220301100000p:plainは耐久の高さから倒すときに多くの体力を残しつつ次のポケモンの攻撃技ごと耐えてもう一度技を打つ

などが挙げられます。この条件を見ると強いダイマックスポケモンを自分で考えるときに求められているものが見やすくなったりもします。

 

➁に関していうと

ポケモンが倒された後先制技などで倒し切ること

・黒のいななきや積み技でむしろ起点にしてしまう

などが挙げられます。

 

よく言われる対面構築の1:1交換というのは①➁の両方を満たしながらポケモンを倒していくということだと思います。いわゆる対面性能が高いポケモンに襷やスカーフが多いのは少しでも技を打つ機会が多くなるからですね。

 

そういう意味で例えば素早さの低い襷カウンターポケモン(襷f:id:kancharopoke:20220301100104p:plainなど)は仮に1体倒したとしても次のポケモンの技で倒れてしまうので1:1交換を取っていたとしても対面構築での理想の1:1交換ではないように思えます。ただ状況によってはこれが必ずしもそうでないことも念頭に置きたいです。襷f:id:kancharopoke:20220301100104p:plainやイバンf:id:kancharopoke:20220301100214p:plainf:id:kancharopoke:20211230134134p:plainなどは積みポケモンのストッパーとして裏から出てくるときに真価を発揮すると分かってもらえればうれしいです。

 

基本的には①➁のみで構成するor①➁+ストッパーのような選出を対面選出と呼び、それを選出できることを理想として対面構築を組めばよいと思います。

対面構築で1:1交換が成立していない例って何?

①目の前のポケモンを倒せても、相手の裏にいるポケモンに全く歯が立たない場合

➁一体倒してもそのポケモンが起点となり止まらなくなる

などが挙げられます。

①は例えば

f:id:kancharopoke:20220301095419p:plainf:id:kancharopoke:20220301100411g:plainVSf:id:kancharopoke:20220301100514g:plainf:id:kancharopoke:20220301100731p:plainを想定してみて欲しいです。

f:id:kancharopoke:20220301095419p:plainf:id:kancharopoke:20220301100514g:plainに負けてf:id:kancharopoke:20220301100411g:plainf:id:kancharopoke:20220301100514g:plainを縛るがf:id:kancharopoke:20220301100731p:plainに何もできていないのでこのままだと負けてしまいますね。

今回の僕の軸は襷f:id:kancharopoke:20220301095419p:plain+珠f:id:kancharopoke:20220301100214p:plain+スカーフf:id:kancharopoke:20220301100411g:plainなのでf:id:kancharopoke:20220301100514g:plainf:id:kancharopoke:20220301100731p:plainへの解決策を必要としました。要は

f:id:kancharopoke:20220301100731p:plainに投げて裏のf:id:kancharopoke:20220301100514g:plainごと破壊できるポケモンがいいのです。禁止伝説枠が余っていたので「禁止伝説 一覧」で検索をかけてみたところまあいないんです!

なにが?

f:id:kancharopoke:20220301100731p:plainに勝てるポケモンf:id:kancharopoke:20220301100514g:plainに勝てるポケモンも。ましてや両方見れる。そんなやつを探していました。f:id:kancharopoke:20220301101950p:plainに白羽の矢が立ちましたが火力を能動的に上げられないので

f:id:kancharopoke:20220301100731p:plainを突破まではいきません。

f:id:kancharopoke:20220301095419p:plainf:id:kancharopoke:20220301100411g:plainは傷つきやすいのでTOD回避のためf:id:kancharopoke:20220301100731p:plainf:id:kancharopoke:20220301100514g:plainを落とし切る必要があります。そこで考えたのが今回の目玉ポケモンである封印f:id:kancharopoke:20220301101950p:plainです。ふざけて採用した部分ももちろんありますが、冷静に考えるとこの禁止伝説2体環境では革命が起こっていたのです。

今から封印f:id:kancharopoke:20220301101950p:plainの被害者を列挙しましょう。

f:id:kancharopoke:20220301100731p:plain 回復が追い付かない

f:id:kancharopoke:20220301101950p:plain 地震ギガドレインと身代わりしか押せなくなる

f:id:kancharopoke:20220301103214p:plain エアスラとか打ってくる

f:id:kancharopoke:20220301103359p:plain なんもしない

f:id:kancharopoke:20211230134134p:plain あがく

f:id:kancharopoke:20220301103629j:plain 勝てる

 

別に聖なる炎、ブレイブバード、自己再生でf:id:kancharopoke:20220301101950p:plainなんてだいたい完結しているのです。そこにありえないほどの役割対象をもらいこのポケモンは本当に輝いていました。

f:id:kancharopoke:20220301100731p:plainだけでなくf:id:kancharopoke:20220301104011p:plainf:id:kancharopoke:20220301100411g:plainは何もできないですが、チョッキf:id:kancharopoke:20220301104146p:plainf:id:kancharopoke:20220301104011p:plainダイマを枯らし、打開ダイジェットを展開できる点でもf:id:kancharopoke:20220301101950p:plainは優れていました。

 

突然ですがこのルールでもっとも難しいと感じているところを綴っておこうと思います。それは禁止伝説2体のコンセプトの一致および補完です。◇◇を使いたい。◇◇に強い〇〇に強いから△△を採用!の様なこと禁止伝説同士でをしてしまうと、禁止伝説は主張が強すぎて、プールも狭い分両方をうまく使えなくなってしまうのです。

今回の自分の構築は徹底した対面構築であり、ポケモンを倒すときに次にダイジェットやダイバーンによりアドバンテージを稼げるf:id:kancharopoke:20220301101950p:plainはこれを満たしています。封印も居座ると強い技であり、これも対面構築とのシナジーがあります。ダイマックスを多く切らないスカーフf:id:kancharopoke:20220301100411g:plainとコンセプト、性能共に補完が取れていたといえるでしょう。

 

以上を①の解決策とします。

 

次に➁はどのようなことかというと、

例えばf:id:kancharopoke:20220301095419p:plainf:id:kancharopoke:20220301105717p:plainを倒したとします。それはもう立派な対面突破です。相手の行動保証である頑丈を貫通しこちらの襷は残っている。ただ裏からf:id:kancharopoke:20220301105911p:plainが出てきたらどうでしょう。なすすべもなく起点にされて三タテされてしまいます。f:id:kancharopoke:20220301100214p:plainf:id:kancharopoke:20220301100411g:plainなら三タテまではいかなかっただろうに。この時私は

f:id:kancharopoke:20220301105911p:plainがカモにしたいf:id:kancharopoke:20220301095419p:plainを呼ぶためのf:id:kancharopoke:20220301105717p:plainに負けたのです。f:id:kancharopoke:20220301105911p:plainのせいで見えにくくなっていますがこれは間違いなさそう。ほかにも弱補f:id:kancharopoke:20220301110338p:plainなど三タテしうるポケモンはいっぱいいます。そこで今回私が採用したのが”わるい”連撃f:id:kancharopoke:20220301095419p:plain。そう挑発を採用しました。というか覚えたのか。悪技は悪f:id:kancharopoke:20220301110829p:plainの特権かと思っていたがどうやら違うよう。今回はストッパーポケモンがいない分このような工夫を凝らす必要があったのだと思っています。

ラスト1体は

f:id:kancharopoke:20220301100514g:plainf:id:kancharopoke:20220301104011p:plainのようなf:id:kancharopoke:20220301100411g:plainが出せないパワー構築で、f:id:kancharopoke:20220301104146p:plainf:id:kancharopoke:20220301100514g:plain対面を作られたときにお通夜にならないよう蜻蛉返りから対面操作ができるゴツメf:id:kancharopoke:20220301111252p:plainを採用しました。

 

以上が私の構築経緯です。こんな長い文章を読みたくない人もたくさんいると思うので今回使っていたポケモンの配分だけ載せておこうと思います。

配分

f:id:kancharopoke:20220301100411g:plain 140-0-108-236-4-20 控え目  ザシアンの意地きょじゅう80%耐え

f:id:kancharopoke:20220301095419p:plain 4-252-0-0-0-252   意地

f:id:kancharopoke:20220301100214p:plain 4-252-0-0-0-252    陽気

f:id:kancharopoke:20220301101950p:plain 188-252-0-0-0-68  意地  2ジェットでスカーフオーガ抜き

f:id:kancharopoke:20220301104146p:plain 172-140-4-0-84-108 意地  イベル特化珠ジェットアーク耐え ウーラ抜き

f:id:kancharopoke:20220301111252p:plain 252-0-252-0-4-0    腕白

 

感想・主張

今回は苦手な対面構築について書きましたが、私は普段はねちねちとしたポケモンの耐久合戦を好みます。ここで今回気付いたことであるのですが、今回は

①相手を倒したあとにアドバンテージを得る

➁相手に倒されたときにアドバンテージを取らせない

ということを主張しました。これはどんな構築でも同じことが言えるのではないでしょうか。攻撃的なパーティ、ゆったりとしたパーティ、バランスの良いパーティいろいろあると思いますが、①➁の比重が変化していくだけでどのようなパーティも同じことをしているように感じます。強い構築とはあるコンセプトを用意してそれを保ちつつ構築の穴を出来るだけなくせるものだと考えました。

これを組むにあたり、まずはタイプ相性ばかり考えるのではなく、強そうな動きを思いつくなり、記事を読んで発見する。そのあとに実際に対戦数をこなし穴を見つけては修正するという至極当たり前な結論に至りました。

 

ここまで読んでくださった皆さん本当にありがとうございました。構築記事は以上となります。今後とも更なる結果を残して頑張っていきます。



 

 

【特殊ルール】 タイプドラフトについて

どうも。(唐突)

かんちゃろーです。

 

昨日、パートナーズ制のルールが好きな友人と通話していて、何かそのようなゲームを実際にしてみようという話になりました。自分なりに思いついたルールがあるので、それについてメモ程度に書いておこうと思います。

 

かくいう私もThe Last Festivalや最強実況者全力決定戦の話を後輩である一回生の前で長々としてしまい、引かせてしまうような所謂"老害"であるので、この手のルールは大好きなのです。

 

本記事は私がシャワーを浴びてる時に、思いついたような、いうなればガバガバなルールを書き起こしただけのものであることを予めご了承頂きたいです。

 

では早速説明に参ります。

【特殊ルール】 タイプドラフト

・6パートナーズルール

・冠シングル(ダイマックスなし)

・BO3

18個のタイプを2人でドラフト形式で分けていく。

同順目にタイプが重複した場合はコイントスで決めることとする。


選んだタイプの例を下に出して具体的な説明をしていこうと思う。


例)123456789

A   単格毒地飛虫岩霊鋼

B   炎水電草氷超竜悪妖


 タイプの決め方がドラフト制であると説明したところで、先ずは6パートナーズの決め方について説明しようと思う。ここでは「決めたタイプ以外のタイプを一切持たないポケモンのみで構成され、選んだ9つのタイプのうち使われていないタイプが1つもなく、それぞれ1回ずつ使われた組み合わせを持つ6体」と定義しよう。


 つまり例に従う場合Aは格闘タイプを使えるが炎タイプは使うことができないため、バシャーモをパートナーズに入れることはできないといったところだ。


 またこの定義に従うとパートナーズでのタイプ重複が許されていないので、自ずと単タイプ3体と複合タイプ3体のパートナーズになる。


Aならば

ガルーラ、ルチャブルペンドラー、原種ガラガラ、レジロックギルガルド

Bならば

バクガメスランターン、ゴリランダー、マニューラクレセリア、ピクシー

がこれを満たしている。


・自由枠について

 1体までの自由枠を使用してもいいこととする。

 自由枠として使用可能なポケモンは相手の選んだタイプのみを含むポケモンとしておく。

AならばBが選んだタイプの中から選ぶのでルージュラなどがこれに当てはまる。


 当日はあらかじめ公開しておいた6パートナーズのうちから5体+自由枠or6パートナーズで戦うこととする。


順序としては

①ドラフト

②パートナーズ公開

③対戦

である。


ドラフトの段階でバランスの良いタイプを選ぶも、一貫性の取りやすいタイプを軸に都合の悪いタイプを取り除いていくもよし、パートナーズが決まってからも厳しいタイプ制限と幅広い自由枠からいろんなメタゲームができる楽しいルールだと思います。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

サムネ用

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じゅうなん冬サイクル

冬(f:id:kancharopoke:20211230133456p:plainf:id:kancharopoke:20211230133615j:plain)とじゅうなん(f:id:kancharopoke:20211230134013p:plainf:id:kancharopoke:20211230134134p:plain)サイクルね。冬がサイクル介入できるわけなんてないんだから。まあじゅうなんサイクルなんてものもないよね。

皆さん新年あけましておめでとうございます。ポケモンサークルの会長になりました。かんちゃろーです。

今回の構築は前期の反省を生かし、自分なりにダメだった点を改善した構築になっております。前期の反省が多めの記事になっているので、経緯などがたくさん書かれていないことを予めご了承ください。前期の構築のリンクはこちらに貼っておきますのでもし興味があれば読んでみてください。

kancharopoke.hatenablog.com

 

 

構築経緯

ここで今期意識して組んだ点について書いておきたいと思います。

・対面構築からサイクル構築へ

前期結果を残せず1日の朝に悔しい思いをしている時に私の師匠からドヒドイデを殴るとジガルデが削れていき、壊されていくところがこの構築の弱いところであるという指摘を受けました。それは毒びしをまいている隙に、裏ごと壊してくるポケモンに交代されることが原因であると考えました。そこで毒びしを踏んだ相手に対するジガルデの”対面性能”を重視するのではなく、ある程度のジガルデの消耗は覚悟して、交代際に毒毒を入れたことによるサイクル性能の向上を問題点の回答としました。

 

・ザシアン軸に対するじゅうなんな立ち回り

今回も軸はジガルデ+ドヒドイデなのでワイボザシアンへの回答を用意しなければならないです。前期はワイボの反動によって確実に鉢巻フェローチェの圏内に押し込むことをコンセプトとしていましたが、サイコファング持ちのザシアンが増え、反動ダメージが入らなくなったことや、ザシアン入りに対して三体固定されていることによる絶対に無理になってくるポケモン(特に龍舞ドラパルトやカイリューなど積んでくるポケモン)が原因でザシアン入りに対していい勝率を残すことができませんでした。そこで積みの咎めができ、ザシアンをワンパンで倒すことができるメタモンを採用しました。メタモンが実質6体分(笑)なのでジガドヒドメタモンの三体固定で投げても相手の構築に合わせて柔軟な立ち回りができるようになりました。メタモンドヒドイデの通常特性はじゅうなんなので柔軟な立ち回りの部分とダブルミーニングになっているのですね。

軽く大爆笑を取っていきつつ、次の改善点を書いていきます。

 

ヌケニンの解雇

こんなやつは終わってるね。

kancharopoke.hatenablog.com

 

以上3つの点を意識して前回からポケモンをほとんど固定した結果完成した構築がこちらでございます。

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終結果 恥ずかしいからいい(照れ)

youtu.be

それでは単体解説に入りたいと思います。

単体解説

ジガルデ

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たべのこし

特性 スワームチェンジ

慎重HD252B4

サウザンアロー とぐろをまく 守る 身代わり

 

この構築の軸である。とぐろをまくとダイアースそしてスワームチェンジや食べ残しなどによって要塞化することが明確な勝ち筋になっている。つまり1体で3タテする力を汎用的に持っているポケモンということだ。守るを採用することによってHPがみるみる回復していき赤ゲージからすべてをまくることだってできる最強ポケモンなのである。偶然にもドヒドイデの毒毒+まもみがの動きができ、とてもきれいな形になっている。だいたいの禁止伝説ポケモンに均等に戦うことができるため、軸ごとに対策することによって発生してしまう歪みのようなものが少ないところはとてもよかったが、環境として一般ポケモンでジガルデがしんどいポケモンがかなり増えたように感じたのが正直なところである。今期に関してはちょっと向かい風だったかな。

 

ドヒドイデ

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黒いヘドロ

特性 再生力

図太いHB252D4

熱湯 自己再生 毒びし 黒い霧

 

ワイルドボルトがないザシアンを完封することができ、毒をまくことだってでき、相手の積みをとがめることだってできる半ばビジネスパートナー枠になりつつあるポケモンである。ジガルデはもちろんレヒレミミッキュなどのフェアリータイプ、氷タイプが苦手であるので相性補完的にも素晴らしいポケモンだ。ジガルデも気付いたらみるみるHPを回復していくポケモンだが、こちらも特性によりみるみる回復していくポケモンだ。つまりドヒドイデとジガルデが徒に交代を繰り返しているとカバルドンはこちら側に一切の負担をかけることができないのである。環境にいるザシアンはほとんどワイルドボルトを持っていたのでとてもしんどかった。

 

メタモン

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拘りスカーフ

特性 かわりもの

まじめ?H252

へんしん

 

ザシアン軸や、やばドラゴン三銃士の軸に基本投げていく。ザシアン入りにはだいたい初手から投げてよい。パワーが高い禁止伝説ポケモンに投げるので、ドヒドジガルデでは絶妙に足りないダメージラインを補いつつ、相手の型判別までこなしてくれる、非常に器用なポケモンであった。相手のバシャーモをコピーしてうおおおおおおおおってしようとしたら炎のパンチで泣いちゃったわね。ザシアン入りでヌオーなどの明確なメタモンメタがいる場合ドヒドイデでザシアンを燃やすことが勝ち筋であるため、ある程度のつり出しは覚悟しなければならない。

 

ガラルファイヤー

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あつぞこブーツ

特性 ぎゃくじょう

控え目HC252

ねむる 寝言 暴風 バークアウト

 

黒バドレックス入りに対して投げるポケモンである。やどみがバドにも対応できるように音技であるバークアウトを採用した結果無駄に場持ちがよくなってしまったことからねむネゴ型で採用した。すると特殊イベルタルや火力の無いムゲンダイナもねむネゴループにはめることができ受け気質の禁止伝説にも投げることができるようになったのがとてもよかった。いっぱい逆上できてダイマックスできてさぞご満悦だっただろう。厚底ブーツを持つことにより、バンギバドへの回答も用意しつつステロ欠伸ループも無効化している。

 

アマルルガ

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気合のタスキ

特性 ゆきふらし

臆病CS252B4

ふぶき ステルスロック 電磁波 ミラーコート

 

今シーズンのMVPポケモンである。明らかに世間からの評価以上のスペックを持っていた。

まずは吹雪に関してだが、あくまでもアマルルガに与えられた役割はサポートである。そのポケモンが高威力広範囲の一致技を必中でうっていたというのがとても偉かった。相手が襷持ちでもあられで貫通することも評価のポイント。襷を貫通する水ウーラオスは天敵だが、裏のドヒドイデがめっぽう強いので何とかなっていた。B4振りで鉢巻ドラパルトのドラゴンアローをほとんど耐えられるようになるのもえらいわね。ウェポンが1つでもここまでのスペックがあるのだが、当然鋼などでは簡単に止まってしまう。それならこちらは電磁波とステロを撒かせてもらおう。あわよくば2タテしてやろうというくらいのスタンスで使えるとアマルルガにも重圧がかからなくていいよね。電磁波外したら殺すわよ?(笑)

電磁波に関してだが、こいつは絶対に地面タイプを呼ばないためとても通りがよかった。最速にすれば電磁波をいれてスカーフ最速90族くらいまで抜ける絶妙なSラインもポイントだ。電磁波+ジガルデで実質ヘビにらみ型のような動きができて器用である。

初手カイオーガ対面は適当にミラーコート。ムゲンダイナは型判別してミラーコート

ステルスロックは電磁波撒いて暇なときに打つととても良い。とても強いと思った。裏のジガルデは緩やかに積んでいくポケモンなので電磁波した後、吹雪で削るメリットは薄そうなので積極的にステロでいい気がしている。

ネクロズマイベルタル、ムゲンダイナ、ホウオウ、カイオーガゼクロム、Wキュレムあたりに投げていきたいところ。

 

パッチルドン

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いのちのたま

特性 ゆきかき

陽気AS252

電撃嘴 つららおとし フリーズドライ 電磁波

 

マスコットポケモン。あくまで補完枠として採用されたと本人は思っている。アマルルガがいなかったらお前は絶対に入っていなかったよ。一応役割を解説しておくと、ザシアンヌオーに対してメタモンでヌオーを誘導していい感じに電撃嘴でザシアンを削り切ること。純正受けループの破壊。白バドレックスは早急な破壊が必要なため、電磁波と電撃嘴を入れることくらいである。電気と氷の技範囲はすさまじいので一見刺さっているように見えるが、パッチルドンのSと耐久と火力がお粗末で、十中八九嘘なので、選出はかなり慎重にする必要がある。基本選出しないがほかに欲しいポケモンも特にいなかったのでこの枠はこいつであってたのではないかと思っている。メタモンにコピられたパッチルドン。こいつだけは無茶苦茶やばかった。

 

感想

2シーズン連続で同じ軸を使っていると単純にポケモンに飽きてしまったのであまりよくなった。構築の使用感はとてもよかったが、プレイングに精彩を欠いていたように思われるのでそこだけは反省しなければならない。

 

スペシャルサンクス    2021年

スペシャルバッドサンクス 人生

もう年取りたくねんだわ

 

ここまで記事を読んでくださった皆さん本当にありがとうございました。結果を一切出していなくても承認欲求の赴くままに構築記事を書くことも悪くないなと思いました。今年もいっぱいランクマに潜っていきたいと思っておりますので皆さんこれからもよろしくお願いします。

 

 

 

ヌケニンしばいたったw

こんにちは!かんちゃろーです。今日サークル内で”絶対”に悪ウーラオスに1on1で勝てるポケモンって何だろうという話題になりました。先制の爪アイアンヘッド全部ひるませ型悪ウーラオスなど極論すぎるポケモンまで全考慮すると、ジャポの実軽業マジカルシャインペロリームくらいしか挙がりませんでした。

こんなポケモンですら鉢巻毒づき急所で”いちげき”で葬られてしまったり、気合の鉢巻無限発動編でたやすく負けてしまうのです。普段ポケモンで一切の負け筋をなくすようなプレイングを心掛けているのですが全対応って難しいんだなあと、、、

 

そこであるポケモンに対して絶対に負けないポケモンを考察することになります。白羽の矢が立ったのがヌケニンです。特性の都合上絶対に負けないポケモンがいるのではないかということですね。

 

ということで今からランクマッチ上位100匹順番にヌケニンをしばいていきましょ~

f:id:kancharopoke:20211101074058g:plain   くるしい

f:id:kancharopoke:20211101074058g:plain   やめてくれ

f:id:kancharopoke:20211101074058g:plain   まっ、軽くひねりつぶしちゃいますか?w

 

使用率1~10

サンダー   暴風で破壊

ザシアン   炎の牙で破壊

ウーラオス  暗黒強打で破壊

ランドロス  岩石封じで破壊

エースバーン 火炎ボールで破壊

ミミッキュ  影うちで破壊

バンギラス  いわなだれ&砂嵐で破壊

メタモン   メタモンのほうがPPが少なく、わるあがきで破壊

ポリゴン2  イカサマで破壊

ナットレイ  はたき落とすで破壊

 

メタモンには勝てそうでしたねー。惜しいです。気を取り直してどんどん見ていきましょう!

 

11位~20位

カバルドン  がんせき封じで破壊

カイオーガ  原子の力で破壊

ラッキー   シャドーボールで破壊

カプ・レヒレ シャドーボールで破壊

ヌオー    どろぼうで破壊

ゴリランダー はたき落とすで破壊

イベルタル  悪の波動で破壊

ウオノラゴン かみ砕くで破壊

ドラパルト  ゴーストダイブで破壊

ドヒドイデ  つつくで破壊

ここからは特にコメントなしで行きます。

21位~30位

ネクロズマ  メテオドライブで破壊

バドレックス アストラルビットで破壊

ラグラージ  がんせき封じで破壊

ラプラス   原子の力で破壊

ヒヒダルマ  いわなだれで破壊

水ウーラオス 燕返しで破壊

テッカグヤ  エアスラッシュで破壊

カイリュー  ダブルウイングで破壊

オーロンゲ  DDラリアットで破壊

レジエレキ  原子の力で破壊

31位~40位

ムゲンダイナ 火炎放射で破壊

ガブリアス  がんせき封じで破壊

リザードン  火炎放射で破壊

ヒトム    オーバーヒートで破壊

ドサイドン  がんせき封じで破壊

ミトム    悪の波動で破壊

ウツロイド  パワージェムで破壊

マンムー   がんせき封じで破壊

バシャーモ  フレアドライブで破壊

ドリュウズ  型破りで破壊

41位~50位

トリトドン  がんせき封じで破壊

ヒードラン  マグマストームで破壊

カプ・コケコ ブレイブバードで破壊

フェローチェ じごくづきで破壊

ホウオウ   ブレイブバードで破壊

ゼルネアス  いわなだれで破壊

Gファイヤー 燃え上がる怒りで破壊

アシレーヌ  シャドーボールで破壊

51位~60位

バドレックス かみ砕くで破壊

メタグロス  がんせき封じで破壊

ウインディ  火炎放射で破壊

ゼクロム   テラボルテージで破壊

ウルガモス  火炎放射で破壊

ハピナス   シャドーボールで破壊

レシラム   ターボブレイズで破壊

ヌケニン   影うちで破壊

ブラッキー  いかさまで破壊

ボルトロス  噛みつくで破壊

61位~70位

マリルリ   転がるで破壊

ディアルガ  オーバーヒートで破壊

エアームド  ドリルくちばしで破壊

クレセリア  シャドーボールで破壊

スイクン   バークアウトで破壊

ホルード   ほのおのパンチで破壊

パッチラゴン 燕返しで破壊

ジガルデ   いわなだれで破壊

ギルガルド  シャドーボールで破壊

アーマーガア ブレイブバードで破壊

71位~80位

シャンデラ  シャドーボールで破壊

ハッサム   泥棒で破壊

Aキュウコン 悪の波動で破壊

ボーマンダ  暴風で破壊

ファイヤー  暴風で破壊

ボルトロス  悪の波動で破壊

コータス   火炎放射で破壊

カミツルギ  燕返しで破壊

ガオガエン  火炎放射で破壊

ギャラドス  かみ砕くで破壊

81位~90位

ナマコブシ  毒毒で破壊(ヌケニンは神秘の守りを覚えない)

グラードン  ヒートスタンプで破壊

ゴチルゼル  悪の波動で破壊

ミロカロス  ぶん回すで破壊

ミュウツー  火炎放射で破壊

エレザード  炎のパンチで破壊

カプ・テテフ シャドーボールで破壊

クレッフィ  いかさまで破壊

カメックス  悪の波動で破壊

ジバコイル  

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?????????????????????????????????????????

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お判りいただけただろうか?そう、”ない”のである。我々人類はジバコイルに勝つためにヌケニンを使っていたのだ。サークル内で歓喜してた私たちであったが、ここで残念なお知らせがあるのだ。もう一度よく見ていただきたい。

 

 

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f:id:kancharopoke:20211221205740g:plain じばばばばばばばばwwwwwwwww(すごい音波を出す)

 

f:id:kancharopoke:20211101074058g:plain    ぴよっぴよっ        ぐしゃ (混乱による自傷

 

もう一度言おう。ヌケニンは神秘の守りを覚えない。神秘の守りを覚えたなら、

ヌケニン@キーのみ

高速移動 神秘の守り

ジバコイルは完封できた。非常に残念だ。次世代からはヌケニンに是非とも神秘の守りを与えてほしいものである。

 

ではラスト気を取り直して91位~100位いってみましょー

91位~100位

キュレム   ターボブレイズで破壊

ガラガラ   ポルターガイストで破壊

ニンフィア  噛みつくで破壊(ブイズは全員噛みつくを覚えるのでヌケニンは勝てない)

トゲキッス  エアスラッシュで破壊

ラティアス  マジカルフレイムで破壊

ルギア    エアロブラストで破壊

ラティオス  マジカルフレイムで破壊

ルカリオ   がんせき封じで破壊

カビゴン   炎のパンチで破壊

カプ・ブルル DDラリアットで破壊

 

以上の考察からヌケニンは使用率TOP100で誰にも勝てないことが判明しました。こんなポケモンがはびこっているというのが今のランクマの現状であります。そんなことはあってはならないよね。今日の考察から完璧な勝ちとはポケモンバトルにおいてほとんどないことが分かりましたが、変な型のポケモンを考慮しすぎて負け筋をひくようなプレイだけは避けようと思いました。(僕はたまに勝ち盤面イバンを気にしすぎてこのようなことをすることがあります。)

 

もう疲れたので終わりにしてもいいのですが、ヌケニンが絶対に勝てるポケモンを何体か紹介しておこうと思います。(進化前のツチニンにはかぜおこしで破壊されました)

ソーナンス

コクーン(とかそこらへん。サッチムシは超音波があるからダメ)

 

と思いましたが、固くなるチョッキ型で悪あがきすればヌケニン倒せますね。こわれちゃいました。

 

ちなみにコイキングはパワフルハーブ飛び跳ねる型対策のために気合のタスキを持たせなければならないのですが、麻痺すると次から飛び跳ねるに合わせて守るができなくなるので厳しいです。

 

結論

ヌケニンが100%勝てるポケモンは存在しない。

でした!

 

以上でこの記事を終えようと思います。このようなくそ記事を最後まで読んでくださった皆さん本当にありがとうございました。そして申し訳ありませんでした。

 

 

毒びしマモルデ対面スタン

こんにちは!かんちゃろーです。シーズン24お疲れ様です。最終レートは決して芳しくなかったのですが最終日に2桁帯での対戦を経験でき、個人的にプレイング、構築力ともにとても成長できたシーズンだと感じているので構築記事に残しておきたいと思います。

最高レート1995

最終レート1915(209位)

 

構築経緯

サンダーザシアンに強いジガルデを使うことにした。そこで毒びしによりまもみがジガルデの対面性能を底上げして戦うことが強いと感じたので、シガルデ+ドヒドイデを軸とした。これではワイルドボルトザシアンに負けているので鉢巻フェローチェを採用した。理由はのちに説明する。

その三体にミニオンズ(敬称)を加えた構築がこちらである。

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ナニコレ?

 

それではポケモンの解説に入りたいと思います。

 

ジガルデ

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たべのこし

特性 スワームチェンジ

慎重HD252B4

サウザンアロー とぐろをまく 守る 身代わり

 

この構築の軸である。とぐろをまくとダイアースそしてスワームチェンジや食べ残しなどによって要塞化することが明確な勝ち筋になっている。つまり1体で3タテする力を汎用的に持っているポケモンということだ。守るを採用することによってHPがみるみる回復していき赤ゲージからすべてをまくることだってできる最強ポケモンなのである。遂行速度が遅いことから毒びしとの相性が良く、偶然にも毒びし+まもみがの動きができ、とてもきれいな形になっている。

 

ドヒドイデ

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黒いヘドロ

特性 再生力

図太いHB252D4

熱湯 自己再生 毒びし 黒い霧

 

ワイルドボルトがないザシアンを完封することができ、毒びしをまくことだってでき、相手の積みをとがめることだってできる半ばビジネスパートナー枠になりつつあるポケモンである。ジガルデはもちろんレヒレミミッキュなどのフェアリータイプ、氷タイプが苦手であるので相性補完的にも素晴らしいポケモンだ。ジガルデも気付いたらみるみるHPを回復していくポケモンだが、こちらも特性によりみるみる回復していくポケモンだ。つまりドヒドイデとジガルデが徒に交代を繰り返しているとカバルドンはこちら側に一切の負担をかけることができないのである。このような遂行速度の遅いポケモンがなんの工夫もなくカバルドンを対策できていたというところもよかった。ここまででジガルデドヒドイデという基本選出の二体が確定した。

 

フェローチェ

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拘り鉢巻

特性 ビーストブースト

陽気AS252D4

とびひざげり とんぼ返り じごくづき トリプルアクセル

 

ここまでのジガルデドヒドイデで厳しいワイルドボルトザシアンへの回答を考えていたところこのポケモンの採用に至った。基本ザシアンにはドヒドイデをあと投げする。ドヒドイデワイルドボルトで落とされ、相手には反動ダメージが入るのである。そこで本来耐久振りザシアンに対して乱数であるといわれている、鉢巻とびひざがいよいよ確定ラインに入るのである。こうすることによってザシアンに対して絶対に2体以上もっていかれないような組み方をした。ここでこのザシアンへの対策をもう少し抽象的な話に広げてみようと思う。議論することはフェローチェがなぜ拘り鉢巻をもっているかだ。本来フェローチェが多く持っているアイテムというのは気合のたすきだがなぜこの構築では拘り鉢巻が採用されているのだろう。

それは例えばジガルデがおおよそ3回くらいとぐろを巻くことができた。このときざっくりとだいたい勝っているのである。つまり勝っていないのはジガルデの積み回数が少なくジガルデが崩し切られたときなのだ。そのときの相手へ与えているダメージはたかだか何も積んでいないときのサウザンアローと毒びしくらいだ。その削りによってちょうど鉢巻の火力が届いていたというのが結論である。鉢巻フェローチェの採用により勝ちプランの補完が取れたことがこの構築で気に入っているところである。

 

こうしてジガドヒドフェローチェという構築が完成した。

 

ここからはミニオンズの紹介に入ります。

 

ガラルファイヤー

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ゴツゴツメット

特性 ぎゃくじょう

控え目HC252

ねむる 寝言 暴風 バークアウト

黒バドレックス入りに投げるポケモンである。バドレックスは地に足がついているポケモンなので毒びしのコンセプトから外して対策する必要はない。そこでドヒドイデにあと投げできるポケモンとして採用した。一回ひかせてしまえば毒びしのおかげでジガルデが勝てるので最も圧力のかかるガラルファイヤーを採用。気合のタスキを盾にドレインキッスをされるのが不快なためゴツゴツメット。やどみがにも勝てるようにバークアウトを入れた。暴風は確定としてバークアウトを入れた結果無駄に場もちが良くなったのでねむねごにしてみたらこれがうまくはまった。デスウィングごときの劣化ガラルファイヤーもバークアウトを打つことでねむねごループに入れることができ勝手に逆上して目が覚めたらCが上がりまくった状態で怒りのダイマを切って破壊する。

 

ヌケニン

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厚底ブーツ

特性 ふしぎなまもり

冷静AC252

ポルターガイスト 虫のさざめき こらえる おにび

 

カイオーガ、ジガルデ、ゼルネアス、白馬バドレックスなどに勝てるポケモンとして採用。ジガルデにTODで勝てるように虫のさざめきを採用。パーフェクトフォルムにさせないようにいい感じにさざめいてくことが大切。まあこんなやつは終わっているんですけど。例えばカイオーガの裏にカバルドンなんかがいるともう駄目なんです。

あとカイオーガを出さずにミミッキュサンダーウーラオスみたいな選出をされるとそれはもう禁止伝説に匹敵するようなパワーなんですよ。こっちはヌケニンを出してるのに。不公平だよ。

 

アマルルガ

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気合のタスキ

特性 ゆきふらし

臆病CS252

ふぶき オーロラベール 電磁波 ミラーコート

 

先ほど言ったカバオーガに対して強く(笑)重たいイベルタルが嫌な顔をして(笑)やばドラゴン三銃士(後述)にミラーコートなりなんなりをする(笑)

 

やばドラゴン三銃士とは

忘れ去られている禁止伝説枠だがいざマッチングするとめちゃくちゃ自分の構築に刺さっていてなぜかレートがいっぱい吸われるディアルガ・ホワイトキュレムゼクロムの三体のドラゴンのことを指す

 

採用意図に沿った立ち回りは確かにできたがポリゴン2などに何にもできないのでなかなか難しいポケモンだった。

 

振り返り

構築は自分で言語化できていてとても使いやすい構築だったが三体で完結した汎用的勝ちプランをザシアン入りに追求しすぎた結果そこにたまたまいたカイリューやドラパルトなどにミニオンズたちが何かできるはずもなくぼこぼこにされ続けたのがきつかった。来期はヌケニンの枠を変えてジガルデこするで。

 

余談

なぜか家のシャワーからお湯が出なくなりました。ペットのちゅんちゃろー君(文鳥)は気持ちよさそうにお風呂に入っているのに僕はそれができません。原因など詳しいかたがいたらぜひ教えてください。

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スペシャルサンクス

レート合宿に参加してくださったがんだーさん、よーよーさん、れみさん、渚沙、ふぉーす

 

 

 

 

 

 

イベルガブドヒド。あとは~さざめきヌケニンとか?(笑)

最終日直前に構築を組んでいたら~

 

こんなのになっちゃってました~チクショー

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どうもかんちゃろーです。ここからはまじめな記事になっております。シーズン23で久しぶりにレート2000を達成できて素直にうれしいので構築記事を書きます。

最終レート2009

最終順位132位

 

構築経緯

自分が好きなモジャンボを使いたいと思いました。今の環境のモジャンボの強みはドヒドイデと並べることでワイルドボルトがあってもザシアンに強いことである。そこで禁止伝説枠はザシアンに逆に弱いイベルタルを採用。

そして完成した構築がこちらです。

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モジャンボはいなくなりました~。

 

それではポケモンの個体解説に入ります。

 

イベルタル

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メトロノーム→弱点保険

特性 ダークオーラ

控え目H108C236S164

悪の波動 デスウイング 不意打ち 羽休め

 

 

禁止伝説枠である。ザシアンやバンギラスなど”露骨にイベルタルに強いやつ”以外に悪の波動やデスウイングなどのチート技によって圧倒的な対面性能を誇るのがこのポケモンの強みである。

はじめはメトロノームで使っていたが、優秀な技の使い分けを制限している部分が少し違うと感じた。メトロノームの良さはウェポンとのシナジー、そしてポリゴン2などの受けポケモンに対する崩しである。弱点保険はこれら両方に求められていることを解決している。サークルの先輩からのアドバイスでした。

羽休めは優秀な技だが自分が回復しているだけで相手視点は何もしていないのと同然である。後述するドヒドイデの毒びしによってそこに意味を持たせられたのはよかった。

 

ドヒドイデ

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黒いヘドロ

特性 再生力

図太いHB252D4

熱湯 自己再生 毒びし 黒い霧

 

イベルタルが苦手なバンギラスやレヒレに対して投げて毒びしをまくと、次から相手に積極的に負担をかけていくことができるところに採用理由があると思っている。あとはワイルドボルトの無いザシアンを完封する。

このポケモンの特性としてそこら辺のポケモンを軒並み積ませに行くことができるところが強かった。イベルタルは青天井に積んでくる手段を持ったポケモンに弱いが黒い霧はそれを咎められる。相性的な意味でも性能的な意味でも補完に優れていると感じた。

 

ガブリアス

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オボンの実

特性 さめはだ

陽気AS252H4

地震 スケイルショット 身代わり 剣の舞

 

電気タイプ(ボルトチェンジ)の一貫を切れて、めっちゃやばいサンダーに対して身代わりを連打すればいつか暴風をかわし起点にできることから採用した。

A2段階上昇S1段階上昇したガブリアスが技を打つとすべてを破壊する。オボンの実をほおばりそこら辺の技を二回くらい耐える。これは種族値のバランスだからこそできることだ。ウーラオスインファイトを二回耐えたりする。そんなことはあってはならないと思った。

身代わりは変な変化技や貧弱な攻撃技を起点にできることに加えて、毒びしを踏んだ相手に連打することでちょうど圏内に入れるなど柔軟な立ち回りができて非常に良かった。

こいつもそこらへんのポケモンを容易に3タテするような性能を持っていた。ガブリアスはこの環境の一つの答えなのだろうと考えている。禁止伝説のパワーが強いこの環境では顔の弱いピンポイントなメタパーツが入り力負けすることが多いが、禁止伝説ほぼすべてのポケモンに場を整えさえすれば汎用的に戦うことができ、構築にひずみが生じないのである。

 

こうしてそこら辺のポケモンを容易に3タテしうる3体が絶妙な補完を取れていることから、イベルガブドヒドという選出をすることは多かった。誰か1体さえ通せれば勝てる安心感はとても良いものだ。

 

サンダー

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ゴツゴツメット

特性 静電気

図太いHB252S4

放電 暴風 熱風 羽休め 

 

突然だがここでモジャンボのダメだったことを挙げようと思う。

仮にザシアン軸に対してイベルモジャンボドヒドという選出を考えてみよう。

モジャンボワイルドボルトを受けてゴツメが入る。想定した通りの動きができたとしてその時の勝ち筋はただザシアンをしょーもないダメージで削りきるのみなのだ。

ザシアンを見た時にあるかどうかも分からないワイルドボルトにおびえ、変なのを選出する理由がなかった。

ワイルドボルトに受けだすならサイクル回数が合ってないにせよ別にゴツメサンダーでよかった。しかもこいつは相手を麻痺させることができもともとザシアンを抜いていないガブリアスなどの後続につなぐ勝ち筋も生まれている。そんなこんなでモジャンボの姿は見る影もなくなっていった。

 

構築にこのサンダーがあっているとは決して感じなかったがワイルドボルトに投げるだけだったので、役割も果たしつつポケモンとしての”強さ”でぬるっと活躍していたのはこのポケモンのすごいところである。

 

ガラルヒヒダルマ

こだわりスカーフ

特性 五里霧

陽気AS252H4

つらら落とし 馬鹿力 蜻蛉返り フレアドライブ

 

モジャンボとかで受けまわして頑張るのではなく、普通に上から殴ればいいのである。適当に入れてみたポケモンだったが、汎用的な3体の対応しきれない範囲に圧倒的パワーと素早さ(と怯み)を押し付けて対話拒否することが奇跡的にかみ合っていたのだろう。ヒヒダルマは前に通っている技を打つだけでよい。交代読みなど基本必要はない。

 

ヌケニン

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厚底ブーツ

特性 ふしぎのまもり

せっかちCS252A4

影うち 守る むしのさざめき 鬼火

 

これは最終日の午前二時に本当におこなわれてた会話である。

A 「カイオーガとジガルデがしんどいっすねー」

B 「うーんヌケニンとかになるのかなー」

A 「けどそれ~結局ジガルデにTODで負けてます」

B 「ヌケニンってなんか音技ないの?」

A B「虫のさざめき!!」

バケモンが誕生してしまった。努力値はジガルデにできるだけ火力を出すためにCぶっぱ。ヌケニンとの同速に勝つために最速。ダウンロード対策でBに下降補正、性格はまさかの”せっかち”である。C種族値30のポケモン努力値を252振ると実数値は82、これは無振りウーラオスのCと同じだ。ポケモンの神様とかがいれば真っ先に罰が当たるのがこいつなんだろうな

 

以上の6体で構築が完成しました。とても満足のいく構築が組めてよかったです。

 

スペシャルサンクス

モジャンボ

レート合宿を一緒にしてくれたれみさん、がんだーさん、よーよーさん、渚沙

ポケモンをしてるかんちゃろーと一緒に遊んでくれたちゅんちゃろー(文鳥のひなです)

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質問ございましたら@kancharopokeまでよろしくお願いします!

ここまで読んでくださり本当にありがとうございました。